【足首】を矯正できたなら

足首の矯正は、必ず習得した方が良い技術です。

比較的簡単で、効果もすぐに確認できます。

足首が傾くということは、斜面を歩いてるようなものです。膝よりさらに遠位にあるため、家でいう基礎の部分になります。

かかとの傾き

距骨の傾き

脛腓関節の離開

支帯の萎縮

足根骨のズレ

リスフランの固まり

横アーチの固まり

MPの固まり

これらの障害が考えられます。

中でも一番大切になるのが、距骨と踵骨の関節です。

なぜ足首は傾くのか？様々な原因が考えられます。

・昔の捻挫のせいで、靭帯が緩く、足首が悪い位置のままの人。

・膝がO脚で、足の裏の内側を使わないでいる人。

・股関節が固く、股関節の内旋を邪魔するので、ずっと外側に体重が乗っている。

・内股で歩いているので、足首を外旋する事がない。

など、足首以外にも原因がたくさんあるのです。

しかし、逆から考えると、足首を良くしてしまえば、様々なところが良い方向に、動くようになるという事です。

・足首が緩んだ靭帯の方にブレなくなる。

・O脚を防ぐような重心になる。

・股関節が内旋しやすくなる。

・内股が治しやすくなる。

こんな感じで様々なメリットがあります。足を着いて痛みが出るということは、全てが制限されることになります。

そして何より、歩き方が悪化するのです。歩き方が悪化すれば、偏った動きになり、他の関節も悪くなるのです。

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膝も大事ですが、足首も大事です。腰痛や骨盤の前に、膝や足首を動かせる事によって、治療の幅も広がります。