【股関節】の可動を出せたなら

腸腰筋を緩ます上で、邪魔をするのが股関節の可動制限です。

特に、内に巻いた股関節は相当厄介な代物です。

10年物、20年物、中には50年物の動きの悪くなった股関節も存在します。

実は、人体で股関節ほど大事な関節はないのではないか思います。

 

骨盤を前傾し開かせる原因になり、

腰椎を固定してしまう原因にもなり、

お尻やハムを衰えさせる原因にもなり、

歩き方を悪くさせる原因にもなり、

変形性膝関節症の原因にもなり、

O脚X脚の原因にもなります。

 

股関節が正常に動かないということで、

身体の将来への多大なリスク考えると、治療において、超重要な関節です。

 

股関節が開かない、閉じない

股関節が屈曲出来ない、伸展できない

股関節が外旋しながら、伸展できない

股関節が外旋しながら、屈曲できない

股関節が内旋しながら、伸展できない

股関節が内旋しながら、屈曲できない

こんな風に様々なケースがあります。

股関節の動きを邪魔している筋肉を丁寧にほぐしてみても、一向に動きが良くならない。

そんな経験を、施術者なら誰しも経験していることでしょう。

 

筋肉ではない何かが、引っかかっている。

そう考えたことはありませんか?

 

何かとは何か?

 

・関節包との癒着

大腿直筋、iliocapsularis、

小殿筋、内外閉鎖筋や双子筋群

 

・鼠径靭帯との癒着

長内転筋、短内転筋、

恥骨筋、腸骨筋、大腰筋、

 

・靭帯との癒着

恥骨大腿靭帯、坐骨大腿靭帯、

腸骨大腿靭帯

この3大癒着部の可能性があるのです。

これらが複雑に絡み合い、どこかでどれかが癒着を起こし、動きを悪くさせているのです。

もう自身で色々やってみても、ビクともしていないのです。

ストレッチをしても、運動をしても、

動きづらい角度を避けて、

使いづらい角度を避けて、

動き易い角度だけ動かし、

使い易い角度だけを伸ばし、

肝心な癒着部は、何も変わっていないのです。

動かなかった角度に動き、使えていなかった角度に使えるようれば、大きく治療効果は変わってきます。

股関節のもっとも厄介な事は、良くしても、今までと同じ生活で、変わらない動きならば、すぐに戻ってしまうことです、

 

使い方の指導が大切になってきます。

あなたは、股関節の動きが良くもなっていないのに、

指導ばかりしていませんか?

動きも良くしてあげて、使える角度を増やして上げて、それからのストレッチの指導や、運動の指導することこそが、治療家がやるべき事だと思うのです。

股関節の癒着を取るには、それなりの技術が必要になります。

その技術は、治療の幅をより一層、広げることになるのです。

 

 

 

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