ほぐせなくて困っている筋肉ありませんか?
ほぐせない人は、
筋肉の束を全体に押しているから、ほぐれないんです。
束を分割して揉むんです。
上から見た時なら、左右
横から見た時なら、上下
筋肉が10本の束で出来ているとするなら、4本を左によけて、残った6本を右下へ揉むのです。
4本を左によけて、残った6本を右上へ揉むのです。
4本を上によけて、残った6本を斜め下に揉むのです。
4本を下によけて、残った6本を斜め上に揉むのです。
難しいのが、よけた筋肉をよけたままにしながら、残った筋肉を揉まないと意味がないところです。
手首を返してしまっては、よけた筋肉の中へは潜り込めません。体重を移動してしまっても、腕で移動してしまっても、同様に潜り込めません。
どうやったら出来るのか?
親指IP関節を駆使する他ないのです。
これができれば、10本の抵抗を6本に減らして揉むことができます。筋肉からの反発も減らすことができます。きっと患者やお客はこう思うはずです。
この先生は、どうしてこんなに指が入ってくるのだろう。しかも痛くないし、気持ちよくて、そこそこ!そこの硬いところをやって欲しかったのよ~
となるはずです。
無理に筋肉の束全体を押していたって、意味ないのです。できないところは、分割する。分割するためには、やっぱり親指IPを鍛えていく必要があります。
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