【胸椎】を動かせたなら

肋骨も動かせるようになり、斜角筋、小胸筋も緩められるようになりました。

 

しかし、重症の円背は、胸椎を動かす必要性を感じるはずです。

 

この胸椎さえ沈めることが出来れば、もっと肩甲骨の位置が正常になる。

頭も前に出なくなるので、首肩こりにも影響を与えます。

 

胸椎を動かす上で大切なことは、山頂を知ることです。

丸くなっている背中の頂点、頂点より下(腰の方に向かって)は、下に傾きながら丸くなっています。それに伴い、肋骨の下方への傾斜もきつくなります。

一方、

頂点より上(首に向かって)は、上に傾きながら丸くなっているのです。それに伴い、肋骨の上方への傾斜もきつくなります。

 

胸椎の矯正の方向が変わってくるのです。

 

頂点より上でも、背中を上方へ斜めに揉んでいる人は、要注意です。首の圧迫を強める可能性が大です。ストレートネックも、反り首も両方です。

 

胸椎の頂点より上(首に向かって)は、下の方に下の方に揉むことが大切です。

胸椎の頂点より下(腰に向かって)は、上の方に上の方に揉むことが大切です。

 

その証拠に、頚椎性頚髄症の人は、「背中を揉むだけで首が痛い!」という人もいます。経験が多くないと出会っていないかもしれませんが、その場合、胸椎の山頂より上位の胸椎を頭の方へ、傾斜通りに揉んでしまうことが、とても危険な行為とも言えるのです。

 

それらの角度が、矯正の正しい方向であり、胸椎を動かす最大のポイントとなります。

肋骨が折れることのないように、胸郭を押し潰すような負担を与えないように矯正するのです。

 

そんなこと出来るの?

 

出来るのです。80歳以上のお客にも出来るのです。

それが、このKCSテクニックの凄いところの一つなのです。

 

胸椎に十分な可動が出ることにより、日常の姿勢で背筋が付くようになってくるのです。もちろん姿勢指導も同時進行で行うことは必須です。

胸椎を動かすときには、特に親指のIP関節が必要になります。肋骨の胸椎と併用することで、より高い効果が望めます。

今のうちから、親指のIP関節を使い方をマスターしておいて下さい。

こちらのブログを参考にしてください。

http://kcstechnique.net/massage6/

 

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