自分に苛立ちを感じていますか?

・この症状が取れない

・この関節が動くようにならない

・この筋肉が柔らかくならない

・リピートしてくれない

・キャンセルが多い

・定期的に予約してくれない

・説明の引き出しが少ない

・指導の仕方が分からない

・次の予約を言えない

・リンパとしか言えない

・コリとしか言えない

・歪みを診れない

・どこが根本なのか言えない

・もっと良く出来ない

・お客が衰えている

・お客を他のスタッフに取られる

・筋肉のことしか言えない

・トレーニング系に逃げる

・毎回、同じ事しか出来ない

 

あなたは、お客や患者に出来ない事がある時、どうしていますか?

 

ちゃんと自分に苛立ちを感じていますか?

 

何も感じず、スルーできて、仕事が終わったら忘れて、次の日、何も無かった感じで居られるのなら、治療家には向いていません。

 

本来の目的を失っています。

 

その時だけ、心配する振りをしてしまうような人間になってしまいます。

そのうち、何事も周りのせいにしてしまうような人間になってしまいます。

ただ、休みの事を考え、待ちわびるような人間になってしまいます。

 

自分への過度のストレスもダメですが、ストレスを与えない自分であっても、ダメになると思います。

適度なストレスを自分に課し、ずっと継続して行くことが、治療家として最も大切な事だと思うのです。

 

私は、ずっと自分へのストレスを感じています。

 

何十年と課すことを辞めないでいるからです。

経営者なら当たり前だと、思うかもしれませんが、務めている時代からずっとです。

技術者として、課しているストレスです。

 

専門学校の入試時の小論文にこんな事を書いたのを覚えています。

お題は、”将来の展望”でした。

 

「手術が絶対必要な人以外は、すべて治す」

 

怪我の治療をする柔整の専門学校に入学したのに、超慢性疾患の事を書いています(^_^;)

 

「治すという欲」を失ってはいけません。

「楽にするという欲」を失ってはいけません。

「綺麗にするという欲」を失ってはいけません。

 

体を触るすべての分野の人が、常に持ち続けなければいけないのは、自分への苛立ちなのです。

そして、更に進化して行くと、

・衰えさせないという欲

・ずっと歩かせたいという欲

・死ぬ直前まで元気で居させたいという欲

そんな相手の一生を考え、その為に自分が何が出来るのか、という欲にまで発展するのです。

 

1つ越えると、その上の難題がすぐにやってきます。

それを越えるとすぐに次が。越えるまで、次の難題が見えていなのです。

 

苛立ちを感じない人間は、壁を越えようともしていないので、成長がないのです。

私も指導したことを、やらないで、すぐに悪く戻ってくる患者にきつく言うこともあります。

しかし、技術が進歩して行くと、その指導をするより前に、もっと自分が出来たことがあったことに気づくのです。

 

結局、自分の技術を更に上げていれば、指導した事をやらなくも、良い体の状態を作れたのです。

 

それを、その時の技術がまだ足りなかったがために、指導したことをやらない患者に、きつく言ってしまっていたのです。

苛立ちは、自分だけに向けて下さい。私もよく反省しています。

 

 

あなたも、良い苛立ち感じていますか?

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