たかがマッサージされどマッサージ

マッサージでどこまで治るのか？

それは、マッサージを極めた人にしか発言出来ない真実です。

あなたはどこまで治ると言えますか？

私は80パーセント。

この80パーセントが高いのか低いのかそんなのは知りません。しかし、私の技術の多くを占めるのが揉みの技術なのです。ある程度は、矯正という言葉に入るかもしれませんが、揉みほど重要だとは思いません。

なぜか？

揉みで治る症状の方が、圧倒的に多いからです。

そりゃあ、矯正が必要な人はいますが、大半の痛みは、揉みだけでも取れます。マッサージを甘く見ているような治療家に患者の未来はありません。

患者の未来を本当に作り出すには、上手な揉みが必要になるのです。

なぜか？

筋腹、筋束。

これらの束の癒着を取らない限り筋肉は自由に動かないのです。骨格を自由に動かすのは筋肉筋膜を緩めたところで、筋肉は動かない。

筋肉も動くようにしていないのに背骨が動くようになったという技術は嘘の何者でもありません。自由に動くようになるはずがないのです。

解放された筋肉を作った上で、背骨を動かすことが、真理なのです。

そして、もう１つ言えることは、

天才でない限り、レベルの高いマッサージに出会わなければ、その高い揉みの領域を知ることも一生ないということなのです。

まだ、自分よりはるかに高レベルのマッサージを知らない状態で、違う療法を教えている治療家があまりにも多いのです。

なぜ、私のレベルが他とは違うと言えるのか？

指の出来上がりが違います。

どんなにこの技術を教えても私の右に出るには、10年かかるでしょう。しかし、同じになるまでは必要ありません。同じくらいになってもらいたいのが本音ですが、、、、

半分までいけば、かなりの人を治せるようになります。しかも、マッサージのみで。

近道するより、日々の鍛錬こそがあなたを本当の治療家にしてくれます。