逆に硬くしてしまう揉み方

揉みの重要性は、深く揉み続けた人にしかわかりません。

深く揉み続けた人は、お客様の筋肉に反発を与えずに、指が深く侵入している証拠です。深く揉み続ければ、筋肉と会話できるようになります。

筋肉は、良い揉み方だと、良い反応を示してくれますが、悪い揉み方だと、反発して、より硬くなってしまいます。

・反発して硬くなっているのに、硬い筋肉なんだと勘違いしている治療家

・自分の揉みのあたりが悪いから、硬くさせている事に気付かない治療家

・さらに無駄な力を込めて揉む治療家

・実はまだ浅い筋肉にしか揉めていないのに、硬いから深いと思い込んで揉んでいる治療家

こんな治療家たくさんいます。

なぜ、こんな治療家が多いのかを知っているのか?

何十人もの人間を面接して、面接の時に揉んでもらい、経験が10年近くあるにも関わらず、満足に深く揉むことができない人しかいないからです。

お客様の感覚と、施術側の感覚が、完全にずれているのです。

それは = お客様が下手だったと思う治療家です。

特に、当たりが悪く、筋膜や筋繊維を壊してしまうと、壊れた組織が回復する時に、硬く変化してしまいます。

私がよく使う例が、すり傷をした時のかさ蓋です。筋肉の中でも同じようなことが起きるのです。肉離れをした人にも同じような現象が起きます。

断裂したところが、治ってくると硬くしこり状になります。しこり状になったところは、伸縮性がないので、スポーツ選手は痛みに耐えながらそのしこりを取るマッサージを受けるのです。

肉離れまでは行きませんが、あたりが悪く刺すように、ぐいぐい押し続けると、肉離れに近い現象が起きているのです。

結果的に、その場は楽なような気がしますが、筋肉を硬くして質を落としていることになります。

やっぱり【揉みの当たり】は、とても重要なことがわかります。

揉みの当たりについてはこちら

揉みの当たり【柔らかく深く】

昔は、サウナ好きの男性で、毎回指圧を受けている方や、中国整体で、棒のような物でぐりぐりやられていた方に、筋肉の質を悪くしてしまった人がいました。

良くしているどころか、悪くしていることに気付き、常に揉みの向上に努めることが治療家としての責任だと思います。

あなたの揉みがお客の筋肉を硬くしていませんか?

 

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