整体で必要な骨盤矯正のテクニックを単体で購入できます。
販売価格 ¥3,300
揉んでも筋肉が素直に緩んでくれないそんな時は、骨盤から戻しちゃいましょう。基本は、骨盤前傾です。
左が後下方 (PI)、右が前上方(AS)とよく言いますが、ちゃんと診てください。ほとんどの場合、両方の後上腸骨棘は、ASであって、より右側の方がASなのです。
つまり、別に左がPIなのではなく、右と比べるからPIに見えるのです。
間違って、左はPIだと思って、ASに矯正すれば、余計に骨盤を前傾させることに繋がるのです。
まず、基本となる8割の典型の話をしましょう。
右利きである人は、右の手を良く使います。右に重心が乗ったまま右手は使いづらく、左が軸になります。立っていても座っていても同じです。
左6右4、もしくは左7右3こんな重心バランスの人が8割です。
もう一つ言いたいのは、骨盤後傾の勘違いです。
必ず骨盤と仙骨の関係を診てください。一見、後傾に見えますが、それ以上に仙骨が盛り上がり、腰椎も丸くないですか?実は、前傾の人が多いのです。
仙腸関節をきちんとみると、仙骨に対しては、ASであることだらけです。そうそう骨盤が締まって閉じ過ぎの人はいないと思われます。
男性で、相当背筋が強く股関節の内旋が固い人くらいでしょうか。
それから、仙腸関節は動くのか動かないのか論争が続けられていますが、私的には「動く」と確信しています。
だって、実際に矯正すると、左右の上後腸骨棘の幅が確実に狭まるからです。ひどい開きのひとなら、2センチ程狭まることになります。
そして、前傾も正しい位置に戻るので、上前腸骨棘の出っ張りもへこみます。これだけの外観の変化がありながら、動いていないというのは信じがたいのです。
順番としては、うつ伏せで前傾した骨盤を起こし、仰向けで開いた骨盤を閉じる。
上前腸骨棘の下に足を入れ込みます。
ポイントは、少し遠位側から斜めに滑り込ますと、ふくらはぎに刺さってこないですし、相手も痛くなくロックできます。
相手が痛そうなら、タオルを噛ませても良いでしょう
押す場所です。坐骨ですね。両手で押しても構いません。
特に縦回旋させて戻すという意識は必要なく、真下でOKです。
ポイントは、手で押すのと同時に、入れた足を少し立たせながら行うとよく動きます。足を上手に使うことが秘訣ですね。
閉じてます。仙骨を後ろ下方に押しつつ、腸骨を寄せています。
仙骨の傾きです。そんなに必要ありませんが、傾きをとると腸骨が寄りやすくなることもあります。
仰向けで閉じです。足を坐骨にガバっと入れています。手で腸骨を下後方に押しつつ、内方に寄せています。
ポイントは、上前腸骨棘の周辺は、痛みに敏感なので、手を柔らかくして、肘の進展と体重を使って押して下さい。
これでおしまいです。慣れれば、足の使いも上手になってきて、ものすごく骨盤も動きます。
ゼニスのトムソンテーブルを使うより、よっぽど動きます。
ロイドのトムソンテーブルは、性能がいいので、徒手矯正より上かな。そんなところです。10分も掛かりません。
別メニューにして、3300円とかなら、全然いけますし、最初に、上前腸骨棘の出っ張りと、坐骨の開いた位置やお尻の大きさをお客に触らせて、確認させた上で矯正を行い、その後触らせれば、驚いてくれますよ!
どんどん骨盤を締めまくってください。