動き過ぎで硬い筋肉、動かな過ぎで硬い筋肉

筋肉には4つ種類があります。

【1】 ほどよく動いていて、膨らんだ柔らかい筋肉

【2】 膨らんでいるけど、動きすぎで硬い筋肉

【3】 重みを受けて、硬く縮まった筋肉

【4】 全然動いてなく、伸びきって硬くなった筋肉

筋肉は各部位で様々な表情を見せます。

たとえば、ある女性がいました。

その人は良く足首を使って歩く人です。すると、ふくらはぎは、【1】の「ほどよく動いていて、膨らんだ柔らかい筋肉」

デスクワークで座りっぱなしです。しかも、腰を反って座る癖があります。すると、腰は、【3】 の「重みを受けて、硬く縮まった筋肉」

とても忙しく、1日の中で背中を丸ませて、ストレッチすることもありません。すると、背中は、【4】 の「全然動いてなく、伸びきって硬くなった筋肉」

でも昨日は、運動不足だと思い、自宅でスクワットを100回やったそうです。すると、太ももの前は、【2】 の「膨らんでいるけど、動きすぎで硬い筋肉」

こんな風に、全部の筋肉が同じ質で固まっているわけではないのです。

しかも、揉み方も①~④の筋肉の表情で変化します。

【1】の「ほどよく動いていて、膨らんだ柔らかい筋肉」正常ですから、辛さも痛みも感じていないことでしょう。

【2】の「膨らんでいるけど、動きすぎで硬い筋肉」時間の経過が重要です。昨日の今日なら、むしろアイシングをした方が良いかもしれません。そんなにひどくなければ、流すように、柔らかく揉むと良いでしょう。繰り返しの使い過ぎによるものでしたら、腱の近くを重点的に揉みほぐし、それから筋腹を揉むと良いでしょう。

【3】の「重みを受けて、硬く縮まった筋肉」深くまでしっかりと固まっていますから、より揉み技術が必要になります。しかも、深層と浅層がくっついています。反り腰なので、真下に強く押すと神経症状が出るかもしれません。重みや圧迫を与えず揉みほぐすことが重要になってきます。

【4】の「全然動いてなく、伸びきって硬くなった筋肉」伸びきって固まっているので、縮みたくても縮めない状態です。しかも、背骨も固まっています。最初に表面の筋膜と、浅層の筋肉を動かしやすい状態に揉みほぐすことが重要です。深さはいりません。そのあとに、背骨の可動を出すことが、動く筋肉に変える為に必要になってきます。

 

このように、筋肉を揉むと言うことは、筋肉を触って感じ、どんな表情なのかを判断することが、とても重要になってきます。どこの筋肉もどこの部位も同じように揉んでいてはダメなのです。

 

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